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林真実子展 - もうひとつの白 - Mamiko Hayashi
2005/4/16(土)〜4/24(日)



ロクロでの端正な形、スムースできれいな肌合い、といった磁器に求められがちな要素に拘らず、磁土の可能性を探りながら制作を続けています。磁器の持つ実用性を残しながら、土もののような自由な、そしてやわらかい感覚。色釉の使い方、銀彩、金彩の施し方など、独自に生み出した技法を用い、これまでの概念を一新してしまうような全く新しい作風を打ち出してきました。色絵や金銀彩は、敢えて白釉の上ではなく素地に直接描き、ざらっとしたマット感を生かし、淡い美しい色を出す、テクスチャーは素地を粗くしたり、陶板のように器のフレームラインをざっくりとした感じに。

色釉を流し掛ける“流文”やアクションペインティングのような“飛文”、あるいはやわらかい色の“吹墨”また、銀もしくは金とやさしい色の組み合わせの“市松”や“縞文”など、どれも伝統的な文様でありながら、彼女の手に掛かると現代感覚のデザインを感じさせ、新たな生活シーンを提案してくれるうつわとなっています。

4年前、初めて挑戦した掌サイズの小さな“陶筥”は、各方面で高い評価を得、2002年から2004年まで3年連続、NYのオークション“クリスティーズ”に出品されました。

ここ数年では、水分の多いどろどろとした半液状の泥漿を型に入れ、固めることで誕生する気泡跡のようなぼこぼこさえあるざっくりとした質感が人気となっています。これは、磁器の特質を逆にとらえた大胆な発想から誕生した新しい白磁です。今回は、この白を中心に、シルバー、ブルー、グリーン、オレンジなどをポイント使いした作品をご紹介いたします。

参考作品


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