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林真実子 展 - もうひとつの白 -
2009/12/16(水)〜12/23(水)



磁器の持つ実用性を残しながら、土もののような自由な、そしてやわらかい感覚。
色釉の使い方、銀彩、金彩の施し方など、独自に生み出した技法を用い、これまでの概念を一新してしまうような全く新しい作風を打ち出してきました。色絵や金銀彩は敢えて白釉の上ではなく、素地に直接描くことにより、ざらっとしたマット感の上に淡い美しい色が生まれます。テクスチャーは素地を粗くしたり、陶板のように器のフレームラインをざっくりとした感じに、さらにロクロで成型した後、通常で薄く削るところを、そのままロクロ跡を残し味わい深い仕上がりとする、など、独自の創意を発揮して、斬新な表現を続けています。

アクションペインティングのような“飛文”、あるいはやわらかい色の“吹墨”また、銀もしくは金とやさしい色の組み合わせの“市松”や“縞文”など、どれも伝統的な文様でありながら、彼女の手に掛かると現代感覚のデザインを感じさせ、新たな生活シーンを提案してくれるうつわとなっています。

また、ここ数年では、水分の多いどろどろとした半液状(泥しょう)の磁土を型に入れ、固めることで誕生する気泡跡のようなぼこぼこさえあるざっくりとした質感、磁器の特質を逆にとらえた大胆で新しい“白”を作り出しています。

今回は、八角や丸型などの様々な片口、シャープなラインの丼、長皿や小さいサイズの隅切皿、大きな花生など、赤、黒、紺、緑、茶、グレー、金や銀で彩った作品をご紹介します。


参考作品

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