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ジョリー・ジョンソン JORIE JOHNSON Felt Collection - 春風に踊る -
2010/1/16(土)〜1/23日(土)



「フェルトは、織るものではなく、編むものでもなく、縮むものなのです。」初めての作品展の時から、毎回のように繰り返される質問に対して、こう説明しています。

ボストンの羊毛と繊維を扱う商家に生まれ、工業テキスタイルデザインを米国とフィンランドで学んだ作家は、 フィンランドでスカンディナビアのフェルトのブーツ作りを習ったことがきっかけとなり、フェルトに魅せられ、フェルトアートの世界に入っていったのでした。そして、20数年前に来日。その頃、日本では、アートとしてのフェルトはまだ存在していませんでした。豊かな色彩感覚とさまざまな層構造の技法を持つ彼女によって、新しい感覚の大人のためのエレガントなフェルトとなり、その技術と魅力は、日本に広く普及していきました。

現在は、異文化の伝統フェルトを求めて、世界中へ広く調査旅行に出かけたり、国際フェルトシンポジウムに出席し、フェルトの現代的な表面デザイン技法の発達に関するワークショップを行うなど、作家としてだけでなく、研究者としても世界中で活躍しています。

数年前に、アメリカ人漆作家と漆とフェルトを組み合わせた花器やうつわを発表し、日本の伝統文化とフェルトとの新たなコラボレーションも行い、さらに2年前には、蛍光繊維を用い、暗い場所で絵柄が浮かび上がってくる不思議なシリーズを発表するなど、次から次へと斬新な発想で我々を驚かせ、‘フェルトの可能性'への果敢な挑戦を続けています。

今回は、初春の優しい色合わせとそれぞれの素材が持つ波動の響き合いに重視し、春風に踊るジプ゜シーのスカートがゆれるようなイメージをフェルトで表現します。世界各国で出会った様々な生地を用い、フェルト化して繋ぎ合せることで羊毛の柔らかさ、金属布などの光沢感、絹の透明感などの表情を互いに引き出し合う、軽くて暖かく心地の良いストール、アクセサリー、ベストなどをご紹介いたします。


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