磁器の持つ実用性を残しながら、土もののような
自由な、そしてやわらかい表情。化粧土、下絵具の
使い方、銀彩、金彩の施し方など、独自に生み出し
た技法を用い、これまでの概念を一新してしまうよ
うな全く新しい作風を打ち出してきました。
素焼きの後,部分的に撥水剤を塗り、白釉の上では
なく素地を残し、そこに色絵や金銀彩をつけること
で生まれるマット感のある淡い仕上がり、また器を
作る過程でできる屑状の磁土を練らずにそのまま固
めることで誕生する気泡跡のようなぼこぼこさえあ
るざっくりとした質感―磁器の特質を逆にとらえた
大胆な手法から誕生した泥漿状の作品、さらには、
木彫のように削りそこにプラチナ釉を塗った質感の
対比を際立たせたマニッシュな仕上げなど。独自の
創意を発揮して、新たな磁土の作品を生み出してい
ます。
淡い赤、爽快な緑、やさしいレモン色、こっくりと
した栗色など、独自の美しい色を作り出し伝統的な
市松や縞と組み合わせた旬度の高い文様が小さな世
界に展開しています。
今回は、たおやかなパール系光沢を放つ色釉を用い
た八角小鉢、幾何学模様のアクセントを効かせた四
方小鉢、質感の対比が際立つマニッシュな彫りのシ
リーズなど、やわらかい白と作家ならではの美しい
色彩で構成された清爽感広がる磁器の作品をご紹介
します。是非ご覧ください。
自由な、そしてやわらかい表情。化粧土、下絵具の
使い方、銀彩、金彩の施し方など、独自に生み出し
た技法を用い、これまでの概念を一新してしまうよ
うな全く新しい作風を打ち出してきました。
素焼きの後,部分的に撥水剤を塗り、白釉の上では
なく素地を残し、そこに色絵や金銀彩をつけること
で生まれるマット感のある淡い仕上がり、また器を
作る過程でできる屑状の磁土を練らずにそのまま固
めることで誕生する気泡跡のようなぼこぼこさえあ
るざっくりとした質感―磁器の特質を逆にとらえた
大胆な手法から誕生した泥漿状の作品、さらには、
木彫のように削りそこにプラチナ釉を塗った質感の
対比を際立たせたマニッシュな仕上げなど。独自の
創意を発揮して、新たな磁土の作品を生み出してい
ます。
淡い赤、爽快な緑、やさしいレモン色、こっくりと
した栗色など、独自の美しい色を作り出し伝統的な
市松や縞と組み合わせた旬度の高い文様が小さな世
界に展開しています。
今回は、たおやかなパール系光沢を放つ色釉を用い
た八角小鉢、幾何学模様のアクセントを効かせた四
方小鉢、質感の対比が際立つマニッシュな彫りのシ
リーズなど、やわらかい白と作家ならではの美しい
色彩で構成された清爽感広がる磁器の作品をご紹介
します。是非ご覧ください。